神戸子育てblog-MomMojahWorld

神戸で子育て中。お嬢は9才、国際結婚ママブログ。

出産準備に、リアル&赤裸々出産記~10時間28分

昔書いた出産記発掘

飽きっぽくて続かないもんだから、昔書いて放置していた某ブログから出産記を発掘(笑)

この出産記、後輩が出産するたびに「これがリアルだから、読んどいて」と送りつけて、衝撃を与えつつ、「赤裸々すぎたけど、読んでおいて良かったっす、リアルはこれっす」と感謝されるヤツです。

2010年にママになって、ホント色々あるんだけど、これ見ると初心に帰る。

17時52分、体重3158g、身長51.5cm。 お嬢爆誕!!!

出産準備 プレママ 出産記

Photo by rawpixel.com on Unsplash

 

本で読むのと実際産むのは全然違った

マタニティーブックやら、たまごクラブで散々予習したけど。よく分かっていなかった事が実際産んでみて、いっぱいあった。今日で生まれて丸2週間、忘れないうちに、出産記書くぞ!(※原文まま)

 

入院するまで

出産立ち会いを希望している夫の仕事の関係上、予定日きっかりに産むわけにいかず。

予定日が過ぎてから、焼肉を食べに行ったり、M字開脚で床一面磨いたり、階段昇降運動をしたり、ラストスパートをかける。

その日の午前2時頃。相変わらず眠れなくて、何とな~くいつもと違うかもなと思ってトイレへ。

「こりゃ来たな!」という量の出血がっ!

>2:39 Twitterより:[妊婦覚書40w] やけにお腹がはって寝れなくてモチョモチョしとったら!第一陣キターーーーッ!おしるしナウッッッッッ! このまま陣痛来い!!!

モノの本によると、おしるしから即出産ってわけじゃないみたいだったので、とりあえず落ち着いて寝ようとするも、緊張でムカムカしてきて寝れないので、律儀にTwitterに投稿。

(※この当時、出産日の近いママたちとTwitterで繋がっていて、ホンマにまめにやり取りをしていた。親も遠いし、身近にママ友がいなかったから本当にありがたかった。それが無かったら育児ノイローゼなってても仕方なかったかもしれない。感謝!)

>2:50 Twitterより:う~ん、ただ単に緊張しただけかもしらんが、気持ち悪くなってきた。。。babyがグニグニ動いてるからなのか? ウゲッ。イビキかいてる夫を起こすべきか、悩む。。。

この後、どうもお腹が張る気がしてきたので、かねてより出番を待ち望んでいたiPhoneアプリ「陣痛ログ」で間隔をはかってみるも、よく分からない。

夫が起きたので、とりあえずおしるし来たことを伝えて、ウトウト。。。

午前5時前、お腹痛くて目が覚め、もしかするとな気がしたので、破水する前にシャワー浴びないと!とあたふたとバスルームへ。(※破水すると菌が胎内に入りやすくなるので、シャワーやお風呂、ウォッシュレットはダメですよね)

妊娠線予防もこれで最後かなと、しっかりめに。

 

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最終入院アイテムチェックなどをしつつ、陣痛ログ。実感としては「これがホンマに陣痛なんだろうか?」という程度の痛みで、病院へ電話すべきかどうか迷う。

午前6時半頃、間隔が10分~15分になり、痛い時は座らないと無理なくらいになってきたので病院に電話。患者番号、週数、おしるしのこと、痛みのことなど伝えると「間隔が5分くらいになるか、痛みが強まったらまた電話下さい」とのことで自宅待機。

ムカムカも忘れ、朝ご飯食べないと!と、冷蔵庫にあったシバ漬と梅干しでおにぎりを作る。

かなり冷静な私と、出社を諦める夫。

午前8時半、間隔が5分くらいの時も出てきたので、病院へ再TELで症状を伝えると、「では2Fの産婦人科に来て下さい~」ということでいざ!病院へ。

 

病院到着~LDR室に入る前まで

>8:57 Twitterより:[妊婦覚書40w] 陣痛なう、病院行くなう大阪厚生年金病院に到着→即内診。

(※当時、大阪に住んでいた。現 JCHO大阪病院。出産準備教室の時に、川崎麻世とカイヤさんがわざわざうちで産んだんです、と説明受けましたっけ。)

子宮口が既に3~4cmということで入院決定!

それまでの検診で「まだまだ!」と言われ続けていたこともあり、「子宮口かなり柔らかくなってますね!早いかも!」という先生の言葉が嬉しい!

そして7Fの産婦人科病棟へ。

付き添う助産師さんにも落着きぶりを褒められ、「だって、骨盤矯正も行ってたし、ラズベリーリーフティーもちゃんと飲んでたし、安産に決まってるやん!」と、無駄な自信をみなぎらせる哀れな私。。。

(※ラズベリーリーフティーは、妊娠初期~中期は飲んではいけませんよっ!)

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この後の苦労は知るよしもなく。。LDR室がまだ空かないからと隣室で着替え&NSTノンストレステスト=腹にベルトを巻いて赤ちゃんの心音と子宮の収縮がグラフで出てくる)。

(※LDR分娩っていうのは、本来は陣痛=Labor、分娩=Delivery、回復=Recoveryをひとつの部屋で過ごせて、移動いらず。妊婦を大事にしてますよっていうことなのに、それが実現してないことには気づかなかったw)

まだまだ余裕があって、夫の緊張してる顔が面白くて笑ったり、写真とったり、赤ちゃんの心音に合わせて踊ってました。

 

LDR室に入って、ギャラリーが増える

LDR室へ移動。産後セットが入ったデカいバッグを渡され、説明を受け、産褥パンツと産褥パッドを装着。パンツもパッドもデカっ!!!

「寝るより座る、座るより立つ、立つより歩くな感じで陣痛進めて下さい」とのことで、スクワットなんかもやってみる。

>11:09 Twitterより:[妊婦覚書@病院]入院だん。初産で子宮口4cm開大で、その落ち着きと進み具合は優秀ですねと褒められいい気になってるなう。今日生まれそうらしい!陣痛の波くると痛くて泣いてる。皆さん応援ありがとう!多すぎて返信できまへんが、頑張っとります! 

アクティブチェア(マッサージ屋さんの椅子がユラユラ揺れる)導入。

陣痛がくると涙と「イタイイタイッ!!!」の声が出てしまう。

腰を湯たんぽで暖めたり、夫にマッサージを頼みつつ、合間で昼ご飯をしっかり食す。

おそらく13時半過ぎ。内診で既に子宮口7~8cmということで、「辛ければ横になってていいですよ、順調順調!もうひと息!」との声でベッドへ。

そこへ「すみません、住友病院の学生が実習で来ているんですが。色々お手伝いするので、出産に立ち会わせて頂いていいでしょうか?旦那様にはOKもらいました。」と言われる。

既に痛みでなんだかよく分からんが、夫がいいなら良いだろうと、「ハイハイ」と二つ返事。

ここから、ベッド両脇に学生2-3名+夫というよく分からないギャラリーいっぱい状態で進んで行くことに(笑)

 

地獄の「いきみ逃し」

子宮口7~8cmとなると、来るべき分娩に向けて「いきみ逃し」という行程に入る。

腰というか下腹部をハンマーで殴られてるみたいな、ゴッッッッッツい痛みが、5分弱の短間隔でやってくる。

こうなると全身に自然と力が入るのだが、これを「フーッと息を吐いて力を入れないように!!!」=「いきみ逃し」なわけ。

すっかりここまで周囲からの盛り上げもあり、ラクラクスピード安産のつもりできたのだが、 この時には分からなかったある理由のために、この地獄の「いきみ逃し」と、この後、約4時間にわたって戦わないといけなくなる。。。

この4時間での出来事。。。

●ひたすら痛くて叫びまくる

●ベッドの両側の取手を力一杯引っ張る&押す

●仰向けの状態でベッドに尾てい骨をめっちゃ押し付ける

●破水

●ひたすら前出の学生があちこちさする&息を吐けと一緒に「フーフー」言われる

●夫は主に給水係(ペットボトルに付ける、どんな角度からでも水が飲めるストローが大重宝!)

●青空に飛ぶヘリコプターや鳥を見て気を紛らわす

●「おしっこ溜って赤ちゃん降りてくるの時間かかってるのかも?」と尿道カテーテル挿入

●内診のたびに「もう少し、もう少し」って「いったい、いつやねん!」とキレる

●尾てい骨を押されると少しましなので、夫のフルパワーで押してもらう

●体勢を変えた方が赤ちゃんが進むからと、辛い中、横向き、四つん這いの体勢にさせられる

 

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壮絶な4時間、夫が隣にいてくれたのは何よりありがたくて、後で感謝の気持ちをせいいっぱい伝えたところ「おってよかったんやなぁ。でもな、鼻毛めっちゃ出てたの笑ったら怒られそうで、こっちも辛かったわ(笑)」だって。。。

ショックorz

最後の四つん這い体勢が効いたようで、ようやく子宮口全開大→分娩へ。

 

地獄の「いきみ逃し」

今までフラットなベッドだったのに、フォーメーションチェンジして、足めっちゃ開きの、足固定の分娩台に。

「はい、今からはやっと力入れてもいいんですよ、いきんで下さい!」と言われるのだが。
なんか思ってたのと違う。

赤ちゃんは膣から出てくるのだから、おしっこする時みたいに前の方に力を入れるんだと思い込んでいたのだけど、ぜんぜん違うの。

完全に肛門。完全に便秘の時に絞り出す感じ。いや、スイカを出す感覚!!!

ものすごい痛みと、ものすごい重力で引っ張られてる感じ。

助産師さんの指示でいきんだり、息を整えたりしたりしているうちに、開脚した向こう側なんだか急に周りが騒々しくなる。

「キュウイン、キュウイン!!!」と先生が大きな声で指示。

「先生、出来れば会陰切開はしたくないというご希望が!」

「これだと無理ね!いいですか、今赤ちゃん辛い状況なので切りますからね!」

「チョキッ~~~ン」と冷たく響くハサミの音(痛みなし)。

酸素マスクを着けられて、「ハイ、しっかり呼吸して下さい!」

「手で太ももを抱えて、せーの!の合図でももを胸に引き上げて、足は下に蹴って!」

「はい深呼吸2回したら行きますよ~、せーの!ハイ、そこで息止めて!もっと長く~~~~~!上手上手!ハイ、もう一回深呼吸!」

というのが何回か繰り返されてるうちに、ズルリと何か出てきた感覚。

「おめでとうございます!生まれましたよ!!!」と言われ、

一瞬ベビーの全身を見せられたはずなのだが、あまりの脱力感に感動で大泣きのはずの初対面を実はほとんど覚えていない。。。

全て終わってから知らされたのだけど、

いきみ逃しに4時間かかったのも、

吸引分娩になってしまったのも、

会陰切開を避けられなかったのも、

最後部屋に人が10人くらいは詰めかけて開脚シーンを見守られてたのも、

全てはベビーの肩にへその緒が引っかかってしまっていて、心音が落ち、危ない瞬間もあったのだそうでした。

やっと痛みから解放された脱力感で下半身が自分のものだと思えない感じの中、

胎盤が出てくる時に想像以上の痛みがあったり。

麻酔されてるはずなのに会陰切開の跡を縫われてる針がチクチク通るのも痛かったり。

何のためかよく分からないのだけど、黄門様の状態まで指を入れて確認?されたり。

いつになったら解放されるんだ!という後処理が色々あって。。。

ようやく沐浴とチェックから帰ってきた我が子を胸に抱いて、カンガルーケアをさせてもらえたのでした。

正直な正直な出産の感想としては、「もう二人目産む気にならんわ、絶対に。。。」って感じです。

 

結局2人目は産まず

冒頭に出てきたように、これって産後2週間で書いた出産記なのですが。

最後の感想の気持ちは結局そのまま現実に。

「うちは一人っ子で」と言う度に、必ず「二人目はいつ?」的なことを言われる「一人っ子あるある」。

今度聞かれたら、このブログをそっと送るようにしよう(笑)

 

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